20100531

未来の想い出


めく想い出キラリ。香りと共に蘇る四季は、金色に輝く甘い光景を連れて来る。春に笑い、夏に歌い、秋に囁き、冬に夢見る純情は、豊かに溢れ、ぼくの心を満たしていく。
詩のような毎日は流れ、振り返れば物語がある。そんな日々を送りたいと願い、記憶に散る詩片を拾い集めた。
もう、読めなくなったページもあるけれど、それもまた想い出に。

Refrais(ルフレ)


名古屋
pâtisserie AZUR アズュール
http://www.geocities.jp/azur_a_go_go/

20100530

青空の少年


風に蝶を追い、ふと見上げた青空の、その遥かなる高さに立ちすくむ。降りそそぐ幻想は、風を緑に染めて、懐かしき未来を紡いでいく。
太陽を抱きしめようと両手を広げ、大きすぎる陽光に倒れた。草原に寝転んだ僕の鼻に、夏色の蝶が一羽、フワリととまった。

そら豆の最中


京都
Citron Salé シトロン・サレ
http://speem.com/citron/

20100529

天使の羽


夏に舞い散る夢の花びらを、浮かべた湖面を白鳥がゆく。薄紅色の光がはらはらと、夢のまにまに降り積もる。可憐な花は、水鏡に映る青空さえも、夢色に染めていく。
うっとりとして僕は、その景色を眺めていた。すると僕の心の湖にも花が咲き、天使の羽ばたきが聞こえたんだ。

アンジュ


京都
Point Pour Point ポワン・プール・ポワン
http://www.ppp-kyoto.com/

http://twelvetoneblog.blogspot.com/2010/04/blog-post_13.html

20100528

戴冠式


の陽射しのような、やわらかな笑顔の姫君へ。あなたの幸せと未来を、私に祈らせてください。
あなたが優しくあれるように、あなたが美しいままでいられるように、世界が平和で、大いなる祝福に包まれますように。花々が、永遠に咲き続けますように。
日々に咲く、名も無き花々に、感謝と祝福を。そしてあなたに王冠と、私の愛の全てを。

タルト・フレーズ


京都
Citron Sucré シトロン・シュクレ
http://speem.com/citron/

遠雷の肖像


月も沈み、琥珀色の黄昏が訪れて、書斎の物陰には記憶の欠片が芽吹き出した。
煙水晶に似た、夜に咲く想い出の花は、鈍色の断片を糧に闇に育つ。
喜びも悲しみも、全ては追憶。眠りの果てに朝を迎え、甘い露と消え去らん事を願う。
君が微笑んでくれるのなら僕は、いくらでも嘘を重ねよう。
真実の愛と言う、この世の戯れを。

アンブル


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/

君にキスを


り逢えた幸運を、この夜に感謝せずにはいられない。神からは遠く離れてしまったこの僕の祈りは、愛しい君へと届くのだろうか?
戯れにすぎない永遠に、別れの朝が来るならその時は、最後の眠りの前に、君に真実のキスを。

手前:スプリングバンクとショコラノワールのマカロン
奥:フレーズとショコラブランのマカロン


京都
ghost ゴースト

20100527

Floating in sky


とこぼれた呟きや、風に滲んだ空耳や、遠い彼方の幻のような、未だ見ぬ幸福の予感をカタチにした、夢の世界の白い雲。ふわりと淡く微睡み、儚く香る喜びに、穏やかな天使の芳香を感じた。
陽光に、朝露がキラリと光る。そして天使は悪戯に、あなたの優しさのそばに、七色に輝く虹の橋を架けた。

シブースト


京都
Patisserie petitjaponais プチジャポネ
http://plus5.jp/pj/

20100526

夏の貴婦人


しき人よ。木漏れ日に、夏を想う貴女の眼差しが眩しくて、私は言葉を失った。
太陽よりも輝き、黄金の蜂蜜よりも甘く、真紅の薔薇よりも美しき人よ。風光る陽炎に佇む君の微笑みに、どうしても私は、深い意味を求めてしまう。
それが例え、ただの戯れだとしても。

タルトシトロン+ローズペタル(オプションとして追加)


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/

20100525

天鵞絨(ビロオド)の記憶


を見たんだ。滑らかなベルベットに花びらの落ちるような、ふわりとした感覚。霞むレースのカーテンを、晩春の木漏れ日が優しく揺らしていた。
空へと溺れるような、不思議な浮遊感。夢の感触は、白鳥の羽根よりも柔らかであったことを、ただぼんやりと覚えている。…いや、まだ夢の中なのだろうか? こんなにも、甘く幸せな気分なのだから。

苺のミルフィーユ


京都
UENOYAMA ウエノヤマ
http://www.cafe-restaurant-uenoyama.com/

20100524

恋は泡沫に


惚のアリアは金色に弾け、夜に甘く囁く。柔らかな頬と、艶のある唇。そして煌めく瞳。グラスに口付け、シャンパンを飲んた後の君の、最初の言葉にうっとりとする。
僕は黄金の夜を飲み干して、星に願った。今夜は甘い夢を。そして叶うのならば、甘い目覚めも。

ムース・オ・シャンパーニュ


京都
Citron Salé シトロン・サレ
http://speem.com/citron/

20100523

めぐりあう春


のあとの微睡みの中で、二人は出会った。必然よりも穏やかで、偶然よりも優しくて、それはまさに夢のようであった。
“I'll See You In My Dreams”
夢で逢いましょうと呟く君を、抱きしめて。夢のその先へ行こうと僕は、二人の扉に銀の鍵を差し込んだ。

うっとりとする舌触りに笑みがこぼれる。恋するキャラメルのババロアと、夢見るそら豆のソース。春の終りに巡り逢った2つの、その素敵なハーモニーに、清らかなる天上の青(Celeste)を感じたのは夢か幻か。

キャラメルのババロア そら豆のソース


京都
遊形 サロン・ド・テ ゆうけいさろんどて

20100522

Princess Daisy


き、嫌い、好き、嫌い…。無邪気な乙女の花占い。太陽から溢れた雫のような花が、恋心に咲いていた。頬笑みのそよ風にゆれて、きらきらと。
恋が咲く度に花を摘むの。この優しい花を。花びらの数だけ囁いて、祈りを風にのせて。青空の下で、ひな菊の丘には歌が満ちていた。

レトロール


京都
むしやしない
http://648471.com/

20100521

薔薇色の人生


女が囁く。小さな声で、短い言葉をそっと。貴女は私を見つめる。美しい瞳で、真っ直ぐに。
すると私には、薔薇色の人生が見えてくる。貴女の吐息と眼差しに、うっとりとする薔薇を感じる。
君のキスで、僕は幸せにつつまれる。

ムラングシャンティ・ローズ(オーダー品)


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/

20100520

HARMONIODEON


に音も無く、想い出に咲く若草色の春景色。光の中で揺れていたのは、白い花のような君の微笑み。
紅茶の時間、甘いそよ風は窓辺に遊び、僕は夢の道草を楽しんだ。木漏れ日が奏でる、ハルモニオデオンの音楽を聴きながら。

そら豆のモンブラン


名古屋
salon de the ALOUETTE アルエットゥ
http://salon-alouette.net/

20100519

苧環(おだまき)


いだ季節の彩りを、光に揺れる夢に織る。風に棚引く詩編が香り、艶やかな原風景を匂わせてくれる。
この藤色の衣を纏い、僕は旅に出る。溶けていく白日夢の先にある、幻想の国を目指して。

今月の小田巻き金団(きんとん)の銘は、“ふじ”でした。苧環(=糸巻き)から送られる糸で織られるのは、色彩溢れる春の風景なのです。
風に咲く藤の花。空に匂う浪はたおやかに揺れ、僕たちは見過ごしていた季節に立ち止まる。その一瞬に永遠を感じさせるものこそが、和菓子の魅力ではないでしょうか。季節と銘により、存在しうる和菓子。ちなみに、“銘”を英語に訳すと、Poetic nameと呼ぶそうです。

ふじ


京都
聚洸 じゅこう

20100518

キスよりも甘く


知れず咲く、花の匂いは秘めやかに、震える瞼の裏に恋文を綴る。そっとこぼれた吐息に香る、一途な気持ち。絡み合う想いは複雑に、蔦のように伸びていった。
夢の中、魅力的な薔薇色の唇が、そっと囁く。貴方を虜にする、魔法の言葉を。

ペルノー No.2


京都
ghost ゴースト

20100517

おとめごころ


んわりとした、甘い想い。それがまだ何であるかも分からない、やさしい気持ち。
ふと見つけた、名前も知らない小さな花が、木漏れ日の中で揺れていた。その花は、キミと同じ香りがしたよ。甘く優しい春の匂いが。

イチゴチョコ


京都
Doughnut Cafe nicotto & mam ニコット&マム
http://doughnut.jp/

There will be love there


んわりフワフワ、優しい幸せがゆっくりと、フンワリふわふわ、やわらかな喜びがふくらんでいく。キミとボクが笑顔になれる、幸せのサイン。
手のひらの暖かさと、優しい味が、スキップしながらやって来る。ゆっくりと、ゆっくりと。


京都
Doughnut Cafe nicotto & mam ニコット&マム
http://doughnut.jp/

20100516

胡蝶の夢


の続きに舞う蝶が、君の吐息に遊んでいた。ひらひらと飛ぶ蝶を、そっと捕まえたら僕は、永遠を手に入れられるのだろうか? それとも、この甘い幻が消えてしまうのだろうか?
仄かな陽炎に手を伸ばした僕は、静かに君と同じ夢へと落ちた。

 白日夢にすれ違う
  胡蝶の舞いの残り香に
   君のほほえみ想い出す

胡蝶


京都
聚洸 じゅこう

夢は陽炎


憬という名の幻は、それでも確かに此処にある。ここに、こころに、暖かな光の中に。
想い出に佇む優しさは、緑あふれる幻想の香り。光降る時雨の暖かさに、夏が近付いている事を感じた。

春の香り


京都
聚洸 じゅこう

20100515

其処にあるもの


に揺れる光の中で、小さな幸せをみつけた。蜜蜂がとまる白い花には、四枚の、エメラルドグリーンのハートが輝いていた。
陽光は輝きを増し、日常が淡く滲んでいく。溶けていく水彩画のような情景の中、遠く笑う歌声が聞こえたような気がした。

 野辺に遊ぶ子供らを
  見守る笑顔の白詰草よ

皐月 “しあわせ”


京都
SOU・SOU そうそう
http://www.sousou.co.jp/

20100514

天使の階段


間からさす、一条の光芒を見上げた僕の魂は、夜と空を抜けて天上の雲海へと舞い上がる。月の天使が見せる夢は、暗闇の中でうっとりと渦巻き、目隠しされた僕達はただ、星の巡礼者となりて甘い海を彷徨う。
盲目であればこそ、見つけられる花を求めて。

マカロンカクテル “エピス”


京都
MELANGE De SHUHARI メランジュ・ドゥ・シュハリ
http://www.shuhari-de-eat.com/

セロファンの夜


かなる夜の月明かり。影に寄り添うようにそっと、香る闇の愛しさよ。
セルジュルタンスの“Nuit de Cellophane”を想わせる珈琲は、沈黙に咲く花や、光り無き世界の眩しさを教えてくれた。飲み干す事の出来ない想い出を、グラスに揺らして。カラカラと涼し気に氷を回し、見えぬ色の匂いに、音の無い名前を付けて遊んだ。

…静にミルクを落とすとそれは、淑やかな夜に溶けていく、淡い夢のようであった。

アイス珈琲


京都
SOU・SOU そうそう
http://www.sousou.co.jp/

20100513

Le Paradis


の名前を呼んでみた。
ヴァニラ色の空に沈む、太陽の歌。遠く幻想の地平線を越えて僕たちは、夢にまで見た楽園へと辿り着いた。マンサリニアでは無く、揺れるバナナの葉の下で、二人はミルク色の眠りを楽しんだ。甘く、汚れ無き世界を。

ショココ


京都
Patisserie petitjaponais プチジャポネ
http://plus5.jp/pj/

20100512

最後のため息


しき人よ。僕は、君の想いの全てを愛するために、君の迷いの全てを終わらせるために、この白い翼を持って生まれて来た。顔を上げてよ。その溜息を、最後の憂いにしよう。君の唇に、永遠に続く春をプレゼントするから。
瞳に虹が咲いたあとの吐息には、憂い無き花が溢れていた。

ガトー・フレーズ


京都
SALON DE THE AU GRENIER D'OR オ・グルニエ・ドール

20100511

切り札はショコラ


A

lice in Wonderland at the Chocolate.
甘い夢を見させてくれる、チョコレートの国へようこそ。
香るホワイトチョコレートと、眠りを誘うミルクチョコレートは背中合わせで、赤いハートが夢の国へと落ちていく。
アリス、君がこの勝負に勝ったなら、望みを1つだけ叶えてあげよう。…いやそれは、僕の夢かも知れないけれど。

トランプショコラ


神戸
神戸フランツ こうべふらんつ
http://www.frantz.jp/

ryuca りゅか
http://homepage3.nifty.com/ryuca/

20100510

きみの吐息


国から遠く離れた地上に実る、魅惑的な果実。それは楊貴妃が愛した茘枝。そのライチの香りをヨーロッパが夢想したリキュール、ディタを用いた白いムースのケーキ。
その姿と味は、楊貴妃よりもむしろ、ディタ・フォン・ティース(Dita von Teese)の白い肌や微笑み。そして赤い唇を連想させた。…まぁ、単純に名前からなんだけどね。
このケーキに何を合わせようかと相談すると、出されたボトルが2本。薔薇と桃。薔薇(ローズのウォッカ)を選べばきっと、楊貴妃かイスパハンへと飛べるのだろうけれど、その色に魅かれて、あえて桃(X-RATED)に。

目を閉じて、溶けていく空想の中で私は、そっと夢にキスをした。

魅力的な君の眼差しよりも、艶のある唇よりも、僕は君の声と吐息の虜になった。
だからどうやって君ともっと話そうかと悩んだよ。君ひとりの為の詩人になれたら僕は、どれほど幸せなのだろうかと。
でもね、君が微笑むだけで周囲に咲く花々の幻に、僕のどんな言葉も無意味に思えたんだ。
…沈黙した僕は、君が決して悲しむことの無い世界を想像し、愛よりも強く神様に願った。

ディタ No.1 & X-RATED


京都
ghost ゴースト

20100509

天使の芳香


母の微笑みを幻視した。
穏やかなる光の中で、薔薇色の蝶が舞う。咲き誇る可憐と溢れる純真。
信仰にキスをする詩人のように、希望の丘で僕は、優しき永遠に跪いた。

サントノーレ・ア・ラ・ローズ


名古屋
chez Shibata シェ・シバタ
http://www.chez-shibata.com/

20100508

やさしい気持ち


る春の想い出が、午後の窓辺に咲いていた。音も無く夢に咲いた花は、淡い恋の風に散り、美しい雫の煌めきだけが、少女達の睫毛を濡らした。ただ、そのうっとりとした香りだけを残して。
何だか少し苦かったような気もするけれど、何度でも甘い花を咲かせてみせるわと、乙女達は笑っていた。
花を咲かせる姫君達のその瞳には、虹が輝いていたよ。

タルト・フレーズ


京都
AU TEMPS PERDU オ・タン・ペルデュ
http://www.bellecour.co.jp/

20100507

天使の夢


らめく春の陽炎に、浮かび上がる初夏のきらめき。微睡む太陽の甘い鼻歌が、茜さす窓辺に満ちていた。夢見たものだけが真実と思えるほどの、素敵な夢の中で遊ぼう。
隣で微笑むキミの背中に、小さな翼が見えたよ。

キャラメルのお菓子


京都
Citron Sucré シトロン・シュクレ
http://speem.com/citron/

20100506

笑顔になる魔法


が優しくとけていく。キミの瞳に、キミの唇に、二人の心に、優しい時間が訪れる。
手に乗るほどの、小さな幸せ。それは胸いっぱいの喜びとなり、僕らの未来を包んでくれる。
木漏れ日に輝くキミの笑顔を僕は、ずっと大切にしていくよ。

シュークリーム


京都
cup & cake Sugary カップ&ケーキ シュガリー
http://www.sugary.jp/

ハートに火をつけて


咲く恋のきらめきは、やさしく揺れるキャンドルの様に。
乙女心に火を灯す、可愛いカップケーキ。
眠るようにうっとりと、甘い夢を見てください。

 黄昏に星の降る きみ想う花の灯火

イチゴミルク


京都
cup & cake Sugary カップ&ケーキ シュガリー
http://www.sugary.jp/

20100505

きみのてのひら


の葉、柏の木、柏手、拍手。applauseとは異なる、儀礼的な所作という意味での、手を合わせる行為を柏手と呼び区別します。それはきっと、日本人が食事の際に手を合わせることと、同じ気持ちから生まれたのでしょう。
端午の節句に柏(英語名は、 Japanese Emperor OakもしくはDaimyo Oakなど)を選んだ理由は他にありますが、柏餅を包んだ葉を広げて眺めてみると、私は小さな掌を連想しました。

きみの手のひらにそっと、ちいさな幸せを。
逃がしちゃダメだよと言うときみは、優しく手をにぎって笑顔でこたえてくれた。

柏餅


京都
仙太郎 せんたろう
http://www.sentaro.co.jp/

君に降注ぐ光は瀧のように


穹に棚引く鯉のぼり。青い空を見上げて子供たちは、どんな未来を見るのだろうか?
白い雲の波を越え、百瀬を越えて力強く泳ぎ、激しい瀧を登る…その前に、ゆっくりと夢を見ようよ。君はどんな空を泳ぎたいの?
…あぁ、僕達には充分に甘いけど、少しだけほろ苦いそのクリームは、君にはまだちょっぴり大人の味だったのかも知れないね♪

こいのぼりカップ


京都
むしやしない
http://648471.com/

20100504

Last Kiss


が通りすぎて、空を見上げた。虹は見つけられなかったけれど、その高さと青さに、春の終りを知ったの。
最後のキスを。お願い、私の愛に、素敵な王冠とサヨナラを。

ぼにぃぴんく


京都
松彌 まつや

http://www.bonniepink.jp/


PS.
…そんな詩を書いてはみたけれど、実際の和菓子には悲しさのカケラも匂いもありません。タイトルも、BONNIE PINKの歌からの連想でした。
蛇足ながら、この和菓子について述べますと、柔らかな“こなし”の中には、優しい白餡と、暖かな印象のこし餡が包まれています。
風に揺れて太陽に咲くチューリップの、春の可愛らしさと瑞々しさを、鮮やかな和菓子としてフンワリと表されていました。

20100503

明日の翼


を見上げるだけで僕たちは、空想の翼で雲よりも高く飛ぶことができる。
そのチカラでもっと、未来を想像しよう。雲の向こうからやって来る、素晴らしい明日をもっと。

君と手をつなぎ、甘い未来へと羽ばたいた。

ムラングシャンティ


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/

20100502

Forest Notes


しい角をもった鹿に導かれるようにして、僕は深い森へと迷い込んだ。
闇の奥、幽玄なる幻想に鮮やかなる緑の空間が現れて、天へと優しく手を広げる老木が、ゆっくりと語り始めてくれた。繰り返し訪れる、春の想い出と夢の話しを。
記憶の霞みに咲く花は、夢に匂う想い出の桜。薄明かりに散り行く姿も美しく、ただただ愛しくて。
眠りから覚めた僕は、眩しい葉桜の木漏れ日に、澄み渡る青空を見上げた。

キルシュ・ヴュー


京都
ghost ゴースト

20100501

花まち


にたゆたう流れ雲。花影の幻想に、薫る夜露の煌めきに、羽ばたく胡蝶の夢を微睡む。
ゆめかうつつかまぼろしか。
花嵐のあとの静けさに、遠く君と同じ月を見上げて。

よもぎロール


京都
OKU おく
http://www.oku-style.com/