20100430

Résonance


韻にひたる、花の思い出。夢にまで咲く愛しさは、桜ゆえの可憐。
悲しみではなく、尽きぬ恋心を。別れではなく、約束を。儚き夢幻に咲き誇る、永遠の桜よ。音も無く震える心はたまゆらに、ひとすじの温かい涙を流した。
目を閉じてそっと、優しい春にサヨナラのキスを。

 花時雨 したたる余花に 香り咲く

余花


京都
聚洸 じゅこう

20100429

光に闇を想い、闇に光を歌う日々。


に消える想い出は、花のように美しく。夜に舞う風は、何処かまだ春の匂いを残していて、ふと見上げた月の光は、桜の花びらと同じく、淡く優しく揺れていた。
満月の残照はひらひらと、虚ろに心の奥底を照らして、夜に満ちる孤独をそっと、やさしく抱きしめた。

ルーロー・スリーズ


京都
Le Sucrier ル・シュクリエ
http://lesucrier.web.fc2.com/

20100428

Wings of words


が何で出来ているか知っているかい?
空を見てごらん。ほら、あの雲を。西へ流れる春色の雲は、ほんのりとピンク色をしているだろう?
夢見てごらん、雲の王国を。願ってごらんよ、君の王国を。瞳をとじて、空に浮かぶ優しさを感じたならそれは、君の背中に小さな翼が生えたからだよ。
吐息と溜息からこぼれた恋心は、夢に浮かぶ雲になるんだ。

美しい涙には明日があるからと、僕はそっと君の頬を撫でた。

ムラング・クロゼイユ


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/

優しさのイコン


な月の囁きに、そよ風に吹かれて春霞を彷徨う僕は、夢の中の君の優しい眼差しで、大切なものを思い出した。
愛しい人よ、ありがとう。新緑の野にこぼれたハートのひとひらが、幻の朝に揺れていた。

抹茶


京都
和久傳 わくでん
http://www.wakuden.jp/

20100427

風に舞う笑顔


く微睡みに浮かぶ夢はふんわりと、儚くも甘い、恋心のように揺れていた。
純白の幻想に咲く花は美しく、可憐な芳香を春風に乗せて歌っていた。
耳を澄ませば、青空に笑顔を感じて。悪戯好きな春風に、帽子を飛ばされぬようにと押さえた君の、微笑む姿が愛しくて。

シャルロット・フレーズ


京都
Citron Sucré シトロン・シュクレ
http://speem.com/citron/

旅立つ君へ


色の風の中、青空を見上げて旅立つ君よ。花の別れに涙を残し、色濃く輝く新緑の明日へと手を振ろう。溢れた雫は光にはじけ、彼方の虹へと生まれ変わる。
旅立つ君へ。光の道を、迷わず歩け。

デパール


奈良
GATEAU DES BOIS LABORATOIRE ガトー・ド・ボワ
http://www.gateau-des-bois.com/

そっと…


く瞳を閉じればふんわりと、心に香る、想い出の花。名も知らぬその花と共に蘇る、幼き日の記憶。夢見た憧憬と、永遠なる時へと舞い降りる羽音が聞こえたような気がして、笑顔が自然と溢れた。
かつて子供だった、全ての人達へ。夢を忘れないで。天使は今も、あなたを優しく見守っているのだから。

春の光にとける、淡雪のような儚さと愛しさに、僕はそっと口づけをした。

苺のショートケーキ


京都
Limour リモール
http://www.limour.com/

20100426

夢のシズク


後に微睡むうたた寝の、目覚めた瞳にヒトシズク。睫毛に光る銀色は、夢から零れた置き手紙。瞬きに煌めいて、余韻に朧な足跡を標した。
夢の続きは、愛しき人の隣で甘く。

いちごショート


京都
Le Sucrier ル・シュクリエ
http://lesucrier.web.fc2.com/

20100425

童話の果てに


を照らす歌に誘われて、少女は寝室を抜け出し、夜の森を訪れた。そこには、月影の木漏れ日に目覚めて輝く、妖精の花が咲いていた。夢の中で見る夢は、やはり夢なのだろうか? それとも、それこそが真実の世界なのだろうか?
ぼく達に分かることは、1つだけ。夢に薫りがあるならきっと、このケーキと同じ匂いがするのだろう。

ガトーフレーズ


京都
OKU おく
http://www.oku-style.com/

20100424

春色のアリエッタ


の丘をふんわりと、風が優しく撫でていく。春を告げる小鳥たちは、名も無き花々とともに、輝く野山に祝福の歌を捧げた。
歩き出した少女は女神の幻想を纏い、羊飼いは夢色の雲を引き連れて、薄紅色の丘を歩いていく。
甘いそよ風に転がる春の笑みを、歌いながら探そう。

デザートセット(イチゴのショートケーキ)


京都
Point Pour Point ポワン・プール・ポワン
http://www.ppp-kyoto.com/

20100423

僕は永遠を抱き寄せた


の涙が星になるなら、この浮かび上がる幻想は、月の女神の溜息だ。
あぁ、宵闇に照らし出された夢の森よ。この夜に咲かせる花を、羽ばたく天使の賛美歌を、常春の夢幻に響かせておくれ。
醒めぬ恋の幻よりも、終わらぬ愛の真実を。
溶けていく漆黒の地平線に、僕は静かに銀色の、約束の十字架を打ち立てた。

フレーズ・ジャポネーゼ


東京
patisserie de bon coeur ドゥ・ボン・クーフゥ
http://dbc.apartment-key.com/

20100422

淡くとける月


を閉じること無く、春霞に遊ぶ白い月。青空に咲く春の香りは、光の世界を眠りへと誘なう。
雲は甘く大地に満ちて、天国が降りてきた。翼を無くしたぼく達でさえ、夢の国なら自由に飛べるんだ。
春の宝石を君にあげよう。白昼夢から目覚めても、この幸せが続くように。
目を閉じて、月の天使からもらった苺を口に含んだまま、ぼくは1つだけお願いをしたんだ。流れ星にするように、でもゆっくりと、心で3回唱えたよ。

練乳イチゴのショートケーキ


京都
むしやしない
http://648471.com/

20100421

La bête à Bon Dieu


紅の口づけを、愛しき女神の微笑みに。
季節は輝きを増し、風に咲いた花は青空を埋めていった。もうすぐ、美しき太陽がやって来る。喜び溢れる女王の季節が。
華やかな足音は、すぐそこまで近付いているのだけれど、春の魔法からまだ醒めない者達には聞こえない。
もっと花を咲かさせるの。だからまだ秘密だよ。
彼女は唇に人差し指を当て、悪戯っぽく囁いた。その指先から、小さな天使が飛立った。

日本のショートケーキと、フランスのフレジェ。その違いは幾つもあるのだけれど、このケーキを見ていてふと気が付いた。日本は春を想い、フランスは初夏を想っているのだと。
そう考えた瞬間に、いままで苺に見えていたドット柄が、夏へ飛立つテントウムシに見えたんだ。

フレジェ


東京
LA VIEILLE FRANCE ラ・ヴィエイユ・フランス

20100420

白兎の願い


の窓辺に太陽の雫が煌めいて、甘い時間が訪れた。
はじめてときめいたのは、その笑顔。いつまでも一緒にいたいと思ったのは、その優しさ。
虹に祈りを捧げたウサギのように、君の幸せを神様にお願いしたい。何度でも、春が来る度ごとに。何度でも、君が微笑む度ごとに。

イチゴのショートケーキ


京都
Patisserie petitjaponais プチジャポネ
http://plus5.jp/pj/

20100419

美雨


かに降る雨の中を走り、雨宿りをした。ふと見ると、花弁がひとひら、君の髪に咲いていた。
濡れた黒髪に光る雨粒が香るのは、桜の色が移ったからであろうか。それとも、淡い恋心が甘く匂うのだろうか。
春時雨が僕にくれたのは、美しい虹と、愛しい君の笑顔だった。

桜餅


京都
嘯月 しょうげつ

Seseragi Sfera せせらぎすへら
http://www.ricordi-sfera.com/

20100418

春霞


ばかりで無く、心までも染めてくれた桜の花よ。美しく敷き詰められた花の筵が、甘い風に舞い上がる様は、なんとも言えぬ美しさがある。桜よ、白い花が薄紅色に見えたのは、この淡い恋心故の幻であったのだろうか。それとも、春の陽気が染めてくれたのだろうか。
香気に満ちた風に乗って、私の心も空へと昇るようだ。

モチモチとしているのに、花吹雪のように儚い道明寺の口どけが、淡い恋心のようなこし餡の余韻と重なり、想い出だけを残して静かに消えていく。
仄かに薫る残り香が、桜の姿を瞼に蘇らせてくれた。

桜餅


京都
聚洸 じゅこう

20100417

逢瀬の桜


色の木漏れ日は、ひらひらと泡沫に舞う胡蝶。微睡みに羽化する我が魂よ、夢の蜜を求めてそっと、眠る君の吐息にとまれ。
春よ、愛しき人に逢えぬならせめて、同じ桜の夢を見させておくれ。

 うたかたの花かげに
  胡蝶となりし 春の日の夢

桜ぼたもち


京都
仙太郎 せんたろう
http://www.sentaro.co.jp/

20100416

Almost in Love


り注ぐ恋の温もりが、心を光で満たしていく。ときめきは水鏡に甘く溶け、愛しさが静に咲いた。
空に棚引く花の浪に、翠の翼が飛沫を上げて歌う。
見つめ合う眼差しの中で春は、麗らかに薫り立ち。

桜抹茶クリームあんみつ


京都
月ヶ瀬 つきがせ
http://www.tsukigase.jp/

20100415

風の名残


い陽炎の丘に立つ桜の樹。木漏れ日は、はらはらと水面に散りゆきて、朧に映る月すらも、桜色に染め。
煌めく匂いに見た夢は、心に甘い、春のまぼろし。目を閉じても散りゆく花の、儚さや愛し。

桜クリームみつ豆


京都
OKU おく
http://www.oku-style.com/

20100414

de la Nuit


の続きを語り明かそう。泡沫の夜に、甘く薫る君に、瞳と唇で伝えよう。
夜空に星が瞬くように、輝く言葉を紡いでいく。夜空に星座を描くように、煌めくキスを重ねていく。
深い夜の吐息に溺れるようにして、僕達はまた、儚い愛を繫げていった。
朝が来るまでの幻を、繰り返し何度も抱きしめて。

チェリーマルニエ No.1


京都
ghost ゴースト

尽きぬ想いに


の水色に咲く桜。ピンクとスカイブルーの春霞。淡くときめく恋心。
落花流水の想いはそっと、たまゆらの時を抱きしめる。それが例え、幻だとしても、二人の真実は永遠に。
春の光は甘さを増して、瞳から溢れた。

桜湯


京都
和久傳 わくでん
http://www.wakuden.jp/

20100413

春は桜色


咲く笑顔は桜色。ふふふと笑う、君の頬の色。
やわらかに染まるピンク色は、のどかな春を映していた。
ころんと寄り添う君の、キレイな髪が、心地良いそよ風に揺れていた。
春の風は、心までも桜色にそめて。

いちごの桜餅


京都
Magasin Des Fraises マガザン・デ・フレーズ
http://ichigonoomise.com/

いちごのいえ


P

échés Mignons.
うん。Kawaïi(表記は合っているのかな?)でも良いのだけれど、POP & CUTEでは、ありきたりだと思ったの。
か わ い い 罪
それは、可愛すぎるコト。カラフルな個性と、苺に1年中会えるしあわせは、ちょっとした贅沢に思えたんだ。でもこの罪は、甘く、とても魅力的。毎日会いたくなるほどにね。


 夢見るように、君の頬に口付けをするようにそっと、春のマカロンにキスをした。春風のような恋心。桜の花のように咲くトキメキ。優しく抱きしめられるような陽光に似た、暖かな香り。悪戯な笑顔が僕を、君の虜にするんだ。
 そしてもう一度、2度目の甘いキスを重ねた。


まずは、マカロンをご紹介。
petitjaponaisのローズ、ghostのお酒を使ったもの、Citron Saléのブルーチーズのマカロンが好きなんだけど、色々と迷いたいのであれば、ココ。マガザン・デ・フレーズへ。
季節毎に変わる色とりどりのマカロンは、風や香りや情景を感じさせてくれる、夢見るマカロン。季節にキスするようなマカロンは、きっとステキな想い出になると思うよ。

来月には待望のサロンがオープンする予定なので、お楽しみにね♪

マカロン(チェリーブロッサム)


京都
Magasin Des Fraises マガザン・デ・フレーズ
http://ichigonoomise.com/

20100412

恋に咲く花


に揺れる八重桜。歌われては九重に咲き、花雨に濡れては十重に匂う。
この香りを辿り、貴女の元へと参りました。睫毛を濡らした薄紅色の花弁は、私の腕の中で散らせてください。
二十重に灯る夢の花明かり。春の面影は、色褪せる事無く。

桜餅


京都
福寿園 ふくじゅえん
http://www.fukujuen-kyotohonten.com/

20100411

桜ひとひら


に舞う桜ひらり。
そっと肩に触れるように春は、僕らの元へと舞い降りた。
見上げた空の水色に吸い込まれそうになり、キラキラと輝く木漏れ日の飛沫に眼を細めた。
香る君の微笑みは、桜のように麗しく、静かな午後に、彩りを添えてくれた。
さくらひとひら
春風に舞う恋心よ。

桜餅


京都
虎屋 とらや
http://www.toraya-group.co.jp/

20100410

抱きしめて


にとけるトキメキが、何よりも愛しくて、詩人は花の香りに微睡んだ。霞む月影にゆれる浮遊感を感じつつも、艶やかに咲いた愛は真実。水面に溢れる花びらは、薄紅色の波紋を重ねていく。
春告鳥の歌が、麗らかな心に響いた。

桜蒸し


京都
和久傳 わくでん
http://www.wakuden.jp/

20100409

明日に咲く花


が彩る夜の街を、ひとり歩いた。闇に舞い上がる花吹雪。想い出は散りゆくけれど、涙や切なさよりも強く香る希望を感じて、月明かりの道を、未来に咲き誇る桜を見上げながら歩いた。
夢や幻よりも美しい花を、必ず咲かせてやると誓って。

トオヤマ


京都
Patisserie petitjaponais プチジャポネ
http://plus5.jp/pj/

20100408

I'm in love with you.


境に咲き、朧に揺れる夢幻の桜。
滲む月影は淡く世界を照らし、風に香る恋心は、儚き花明かりに舞っていた。
静に、溢れるときめきが闇へと甘く融けていく。
花吹雪に掻き消された君の言葉に、僕は微笑みで答えた。

卯月 “爛漫”


京都
SOU・SOU そうそう
http://www.sousou.co.jp/

20100407

うららかに


ろころと笑う声に似て、ころんと丸められた桜餅。艶やかなその姿に、雨に濡れる桜や、落花流水の色香を重ねて。
咲くばかりが美しさに非ず。散る花や、葉桜にこそ、芳しき香りを感じる。手折り桜などせずともほら、この一葉に、麗しき姿が残っているではないか。儚くとも、永遠に美しき桜の花が。

桜餅


奈良
樫舍 かしや
http://www.kasiya.jp/

あをによし


く花の薫(におう)がごとくと歌われた、奈良の都。
猿沢池から小径を歩くと、街角で、ふと穏やかな香りに出会い、立ち止まった。遠く童が遊ぶような声を感じて暖簾をくぐったのは、どこか懐かしい気配に惹かれたからであったのだろうか。
初めて食したヒトクチに、緑の情景が薫ったのは遠い幻。ゆっくりと、この味を旅してみたいと思った。


奈良
樫舍 かしや
http://www.kasiya.jp/

20100406

風花


らかに春を包み込んだ、花香る贈り物。
優しい春の陽光を感じさせてくれる桜餅は、花衣にも似て、ふわりと桜の香りを纏った上品な姿でした。

 見上げた霞の薄紅に
  遠く離れたあの人を思えば
   文をしたため 風に送ろうか

桜餅


京都
茶寮 宝泉 ほうせん
http://www.housendo.com/

20100405

夢見たものは


風薫る春の遠景。見渡せば、浮世の現も夢と変わらじ。寝ても覚めても蝶の如く、ひらりひらりと、ふわりふわりと、花を求めて彷徨う。
過ぎ去れば、この世は儚い一夜の夢。ならばせめて、美しき夢を見たいものだなぁ…。

春風羹


京都
甘楽 花子 かんらくはなご

夢うつつ


に誘われて、名も知らぬ花に出会ったような、不思議な感覚。声無き歌に魅せられて訪れたのは、儚き逢瀬の絵巻物であったのだろうか?
風に散る梅の香に、ふと見る白昼夢の如く、詩編の世界へ導いてくれる刹那の甘さ。
移ろい続ける無常の中で光る何ものかを、その一口に感じたのは幻か。

花子の和菓子の特徴は、叙事的な夢想と呼べば良いのだろうか。口にすると、緩やかに世界の境界線は淡く溶けてゆき、イメージの連鎖が始まる。
その世界に深く入り込んでも、ただぼんやりと眺めていても、短い夢にすぎない。ならば遊べば良いと、消え行く余韻の中で嘯いた。

初めの1品は、抹茶の香りが鮮やかな餅、宇治山。
穏やかで深い苦味の中に咲く甘味と、やわらかな静寂。そこに聞こえた鳥の鳴き声は、春告鳥だったか不如帰であったのか…。

宇治山と桜湯


京都
甘楽 花子 かんらくはなご

20100404

さくら


めれば、淡い夢のような桜の姿。すっと黒文字を入れると、中には華やかな粒餡が咲き誇る。それはまるで、春霞の中に立ち現れた、鮮やかなるまぼろし。夢幻に誘う静かな香気に、遠野物語に見る迷い家を思い出した。

 あさき夢みし春さくら
  儚き想い 風に散れども
   青空に薄紅色の香りを残して

風に溶けていく想い出を、僕らは余韻と呼ぶのだろう。

嘯月セット(春の山+抹茶)


京都
嘯月 しょうげつ

Seseragi Sfera せせらぎすへら
http://www.ricordi-sfera.com/

20100403

白い帽子


々とした葉を揺らし、そよ風は空へと昇っていった。
静かにざわめく胸の音は、春の息吹を感じたから。
京都に、花咲く季節がやって来る。

木の芽のミルリトン


京都
SALON DE THE AU GRENIER D'OR オ・グルニエ・ドール

20100402

千里の初音


の姿は見えずとも、風に舞い、雨に散った花びらは、川の流れにその香りを残し。
目を閉じれば浮かぶ、春景色。鶯の鳴く憧憬は、うたかたの夢。
梅の花が咲く甘い余韻は、愛しくもあり、恋しくもあり。

抹茶クリームあんみつ


京都
みつばち

20100401

薔薇色の日々


つもの花を散らせ、風を百花に染めあげて、春は空へと魂を舞い上げる。
咲き誇りし花々はまるで、初めから何も無かったかの様に消え去るけれど、過ぎ去りし夢幻に残された僕たちは、胸に大切な約束を秘めて。
淡く佇む残香に、終わらぬ夢を求めつつ、この散る花の美しさよ。

フランボワジェ


京都
PÂTISSERIE . S パティスリー・エス
http://patisserie-s.com/