20091105

それぞれの月

清らかな心で、より美味しいお茶を楽しむために、世俗にまみれた僕たちにこそ、お茶と清談は必要だと思うの。
ふと立ち止まり、空を見上げて日々を振り返り、それぞれの街角について、澄んだ心でただ話す。苦くもあり、甘くもあるお茶。滋味と芳香は、こころ穏やかで居るために。
お茶には心の美しさが表れると感じるので、それは月に似ていると僕は思った。
茶道とか、煎茶道とか、難しいことは後にしてさ、好みのお茶に出会う喜びと楽しさを、体験してもらいたいなぁ。


京都
一保堂茶舗 いっぽどう
http://www.ippodo-tea.co.jp/