20100322

君は僕のヴァニラ


の微睡みの中で輝く、愛しき君の笑顔。吐息に零れ落ちる微笑みが、白い窓辺に揺れていた。
この幸福が夢なら醒めなければ良いと、淡い空に願った。
遠く、妖精の声を聞いたような気がして、ふと我に変えると、やはり君は目の前に居て、変わらぬ天使の笑顔が其処にあった。
夢を見ているのは、僕なのか君なのか。笑顔があるのなら、どちらでも構わないけれど。

春パフェ 2009


京都
OKU おく
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