20100516

胡蝶の夢


の続きに舞う蝶が、君の吐息に遊んでいた。ひらひらと飛ぶ蝶を、そっと捕まえたら僕は、永遠を手に入れられるのだろうか? それとも、この甘い幻が消えてしまうのだろうか?
仄かな陽炎に手を伸ばした僕は、静かに君と同じ夢へと落ちた。

 白日夢にすれ違う
  胡蝶の舞いの残り香に
   君のほほえみ想い出す

胡蝶


京都
聚洸 じゅこう