20100525

天鵞絨(ビロオド)の記憶


を見たんだ。滑らかなベルベットに花びらの落ちるような、ふわりとした感覚。霞むレースのカーテンを、晩春の木漏れ日が優しく揺らしていた。
空へと溺れるような、不思議な浮遊感。夢の感触は、白鳥の羽根よりも柔らかであったことを、ただぼんやりと覚えている。…いや、まだ夢の中なのだろうか? こんなにも、甘く幸せな気分なのだから。

苺のミルフィーユ


京都
UENOYAMA ウエノヤマ
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