20100805

暮れてゆく空は


しい風が吹き、黒蜜の甘さが、夏の黄昏を感じさせてくれた。
溶けていく、羽のような淡雪が、フワリと茜に消えていく。
柱時計の振子が刻む時の中で、僕は夕闇に伸びる影を見つめていた。
過ぎ去れど、変わる事の無い幻を。

黒蜜


京都
ぎょくえん