20100810

空想の水色


辺に想う。美しい渚に、涼し気な白州に、この小さき庭のせせらぎに、見えるはずの無い透明な水を、青く染めるものの正体を。色の無い水と光りに映るアオは、僕らの憧れだろうか? それとも悲しみや虚しさなのだろうか? なぜ水は、空の青だけを写すのか。
空想の境界線を、白い微睡みが流れていった。

水の宿(みずのやどり)


京都
虎屋 とらや
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