20091022

1杯のワルツ

窓辺から、過ぎゆく季節を眺め、舞う風を追いかける。移り変わる時を、ただぼんやりと想う。浮かぶ言葉をノートに書き留めもせず、穏やかに、窓の外を眺めて過す。
見知らぬ鳥の声を聞き、空の青さに驚いて、甘い香りに人恋しくなった時、神仙に遊んでいた魂は、また此処へと帰り着く。

UENOYAMAのセンスの面白さを、言葉で表すのは難しい。ただ、捕らえ所の無い空気感と、くるくると回るリズムを見つけて、ワルツの様だと感じた。
苦いけど甘く、鮮やかなれど儚く。溶けていく風景は、ただただ優しく穏やかであった。

抹茶のパフェ


京都
UENOYAMA ウエノヤマ
http://www.cafe-restaurant-uenoyama.com/