20091001

時の魔法


憶えていたのに、忘れてしまった記憶。それを再び取り戻す事を、jamais vuと呼ぶ。未視感。既知なるものから未知を発見すること。事実から真実を、未来へと繋がる過去を見出すこと。
プルーストの小説では、主人公は紅茶に浸したマドレーヌのひとくちから、遥かなる過去へと飛翔する。ならばこの、溺れそうな程のラム酒が溢れ出す、芳醇なるババを口にした時、私は何を取り戻すのだろうか?

願わくば、溺れる程の愛と夢を。


京都
AU TEMPS PERDU オ・タン・ペルデュ
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