20090909

初恋の想い出を

い出の中、緑の丘を駆け抜ける春風に、帽子を押さえて微笑む君。あの時の言葉はなんだったろうか?
眩い陽射しの中で、覚えているのは君の唇と笑顔だけ。
青空に、白い雲流れて。

姉小路通りを好きになったのは、この店があったから。
ヒトクチ。ただそれだけで、京都を好きになれる場所。訪れる度ごとに感じる優しさは、やわらかな太陽の光に似た、シトロンの香に包まれるからだろうか。
思い出が生まれ続ける場所は、きっと未来へも繋がっているのだと、甘い会話と吐息の中で気が付いた。


京都
Citron Sucré シトロン・シュクレ
http://speem.com/citron/