20110507

夢枕


なる花の影で、夢を見るのに眠る必要があるだろうか?
蝶の群れに乗ってきた船の君を眺めながら、僕は呟いた。未来に微笑みはあるのかと。
光の波に揺られて去りゆく女神に、祈りとともに短い手紙を預けた。夢の国で寛ぐ、彼の伯爵への手紙を。

紅茶のクレープ(Crêpe au Pamplemousse à la crème au Thé)