20110509

風に流れて


に掛かる柳の枝が、青空に靡いていた。あの淡く美しかった春は、気付けばまるで、夢のように終っていた。
光の踊る川面を眺めていると、銀色の魚が跳ねた。風にはもう、夏の気配すら感じられるようになっていた。

青柳(Le Saule pleureur)


京都
嘯月 しょうげつ