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20110502

in the sky, on the table.


のような午後、愛について考えてみた。流れる時の中で愛は、何処へ向かうのだろうか?
愛情は、空や海に似ているのかも知れない。でも僕の愛はきっと、あの儚い雲みたいなものなのだろう。今の僕の愛は。

ビスキュイロール(Rouleau à la crème)


京都
Comme Toujours コムトゥジュール



I thinking about love.
“愛の不思議について”なんかじゃ無くて、人を愛することについて。
失ったものは人(彼女)では無く、(僕の)心なんだと分かってはいるけれど、誇りを取り戻す術も、悲しみを取り繕う手段も見つけられず、僕は戯れに余生を過しているのだろう。
ただ幸いなことに、怒りと虚しさも忘れてしまったので、これでも楽しい日々を送れているんだ。大好きな、甘いお菓子にも囲まれているしね。

20110426

愛しい人よ


に散った桜はまるで、薄紅色の漣の様で、静寂に聞こえる波の音は優しく、その響きは貴方の名前の温もりに似ていた。
愛しい人よ、今宵、夢の逢瀬で。

苺のミルフイユ(Millefeuille aux Fraise)


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20110402

Le Lac des Cygnes


は踊る。静かな夜の湖で。雲間から差す月影は、可憐な白鳥たちの幻想を見せてくれた。月の光は羽毛のように柔らかく、煌めく細波に踊っている。
湖畔に音楽が流れ始めた頃には、僕はその幻に、初恋の人を探していた。

タルトショコラ(Tarte au chocolat)


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20110305

Le Trèfle à quatre feuilles


福について、貴方の、私の、幸福について、深く考えてみてください。
昨日は幸せでしたか?
今日は幸せだと感じていますか?
明日は幸せが訪れると思いますか?
どこか1つでもNonがあるのなら、このお菓子をひとつ食べてみて。
すべてにOuiと答えられたなら、このお菓子を誰かにプレゼントしてください。
私は祈ります。あなたに幸せが訪れますようにと。

ハートのクッキー(Biscuits de coeur)


京都
Comme Toujours コムトゥジュール



『いつから(そのように)甘いもの好きになったのですか?』
そんな質問を受けることが多いです。そこで、そのキッカケとなったお菓子を、当時を思い出しながら並べてみたいと思います。愛と優しさから遠く離れて生まれ育った私に、その素晴らしさを語ってくれたお菓子たちを。

『甘いものはお好きですか?』

鹿鳴の夢枕


く想いを馳せて、しみじみと野山を眺める。牝鹿の鳴く声を聞いたような気がして、あの人のことを思い出していた。もし、願いが叶うならと、孤悲を募らせて。
それでも陽の光は今日も優しく、あたたかく微笑んでくれていた。もう少し、待ってみようか。

我もしか鳴きてぞ君にこひられし 今こそ声をよそにのみきけ
〜今昔物語

丹波黒豆モンブラン(Mont Blanc au Soja noir )


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20100727

ほほえみながら


炎にゆれる幻想は甘く、透き通る宝石のような羽根を得た光が、鮮やかな緑に踊っていた。
グラスに注いだシャンパンに、その光を閉じ込めて、微笑む君と乾杯する。木漏れ日にそよぐ風が僕らを包み、永遠の午後は緩やかに流れていった。

桃のアリュメット


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20100711

君が夢見たもの


空を見上げれば、太陽の吐息のような、浮き雲プカリ。
形を変えて、青空に溶けてしまっても、甘い想いは変わらない。
綿雲みたいな恋心が、ゆっくりと流れていく。夢の地平線の先には、何があるのかな?

バナナのビスキュイロール


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20100214

Le Sang d'un poète


V

alentine's Day
あなたは、今日をどのように過ごされるのでしょうか?
私は、特に季節やイベントに関係無く、ショコラに夢見たり、時には深く溺れてみたりしております。もちろん、今日も。
今月は、ずらりとショコラを並べてみましたが、いかがでしたか?
もし、気になるものが御座いましたら、眺めていないで、ヒトクチお試しください。
ショコラが溶けて、心に染み込んだ時、あなたは素敵な詩人になるのです。
沈黙すらも饒舌に、言葉よりも確かなものを。
人々がショコラを愛するのは、そのような理由からでしょう。
ワインよりも、コーヒーよりも、もちろん紅茶よりも。ショコラが流れる血は、甘く華やかに香るのです。

楽しい1日をお過ごしください。

ショコラタルト


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20091204

ぼくの森


かな森の香りと恵みを感じるタルト。
それはまるで、欲張りなリスが溜め込んだかのように、山盛りに積まれた様々な木の実。カリカリぽりぽりザックリさくさくウットリもふもふ…。楽しいリズムを奏でながら、しっとりと薫るショコラに微笑むのでした。

木の実のタルト


京都
Comme Toujours コムトゥジュール

20091007

いつも、いつまでも。

歌いたくなる香りに誘われて、毎日通いたい美味しさが並ぶ店へ。どんな言葉よりも確かなのは、私がこの店の近所に引越してきた事実。
朝、焼き立てのタルトを買いに行く時や、ずらりと並んだ焼き菓子を眺め、誰かへのプレゼントを選ぶ時。そして、季節のフルーツを使ったケーキが登場した時の幸福感。
今日は何にしようかな?
明日は何があるのかな?
コムトゥジュールへ向かうときは、しあわせを感じながら玄関の扉を開くのです。


京都
Comme Toujours コムトゥジュール