20100105

花の魁け


寒

さの中で、ふわりと揺れる花。
まるで其処に春が舞い降りたかのように、仄かな香りが漂う。

 風雪に
 花咲く笑顔は春色の
 歌う香りは冬の寒さを和らげて

やわらかな紅梅を眺めていると、冷たい雪すらも、風に舞う花弁のように見えてくる。
そんな愛しい花を、1枚の絵と和菓子に。

睦月 “寒紅梅”


京都
SOU・SOU そうそう
http://www.sousou.co.jp/

20100104

キリリ


酔

うほどに心地良くなり、夢を見ている如き気分になるならば、酔生夢死も悪くは無い。
酔えない人生に、何の楽しみがあろうか?
夢の最中で死ぬことに、後悔などあるだろうか?
せめて正月くらいは酔わせてくれと、微睡むうちに、時は過ぎ。

大吟醸 酒粕のソルベ


京都
Citron Salé シトロン・サレ
http://speem.com/citron/

20100103

謹賀新年


口

の中に訪れた春。ひとくち食べては美味しいと言い、またヒトクチ食べては旨いと言う。口へと運ぶたびに出会う喜び。
美しい言葉が溢れるますようにと、美味しいものだけを口にしたい。良き人であるための食を。心を満たしてくれる食だけを。

小さき菓子に祈りを捧げ、花咲くようにときめいて。
春を言祝ぐ美味さかな。

お重プティケーキSET


京都
むしやしない
http://648471.com/

20100102

風に歌えば

小

さな虎は、大きな夢を持っていた。
茜さす昼に、月影ゆれる夜に、空に向かって歌い続けた。
キミが幸せでありますように。
ただそれだけを、祈りながら。

新年、明けましておめでとうございます。
皆様にとって、より良き年でありますように☆

幸とら


京都
虎屋 とらや
http://www.toraya-group.co.jp/

月に溺れる


闇

夜に部屋を抜け出して、2人で手をつないで散歩した。
流れる川の、煌めく水面を見つめ、あれは月光魚の群れよと呟く君。
そうか、今宵は満月。十六夜の光よ、川を下りて夜の海に満ちよ。細波は大魚となりて、天空の深淵へと帰れ。
魚達は月虹の尾を輝かせ、暗き闇へと跳ねた。

月の芳香に見る夢は、覚めぬ幻のように。
振り返りし我の影に、扉を見つけて飛び込んだ。

愛しき君を残して。

モード09(パッション×ショコラ)


京都
MELANGE De SHUHARI メランジュ・ドゥ・シュハリ
http://www.shuhari-de-eat.com/

20100101

花酔いの月


煌

めく黄金の夢幻に目醒めれば、霞むれど鮮やかに。柔らかな唇は、頬笑みをたたえて耳元で囁く。
艶と微睡みに包まれた空蝉は、黎明と幽玄に溶けていく。朧な夜の指先が、儚い魂の輪郭をなぞる。
あぁ、それはまるで、 あの人の残り香のように。闇に舞う花が、静かに歌うよ。
はじまりの闇に佇む満月は、頬を紅く染め。

ゴースト No.1


京都
ghost ゴースト

一粒七神の福


日

本の神々は、あらゆる物と場所に宿り、私達と共に暮らし、共に生活し、日々を見守ってくださいます。
たとえば、お米。一粒に七柱の神が乗っていると言われており、食前に手を合わせることは、神に祈りを捧げることに等しいのです。
いただきますと、ごちそうさまの間にあるもの。
美味しい食事には、美しい心が必要だと感じました。

白ごはん


京都
草喰 なかひがし そうじき なかひがし