霞
に揺れる八重桜。歌われては九重に咲き、花雨に濡れては十重に匂う。この香りを辿り、貴女の元へと参りました。睫毛を濡らした薄紅色の花弁は、私の腕の中で散らせてください。
二十重に灯る夢の花明かり。春の面影は、色褪せる事無く。
桜餅
serenity of mind becoming a person who is identified with the clouds in the sky and the stream below.
霞
に揺れる八重桜。歌われては九重に咲き、花雨に濡れては十重に匂う。春
に舞う桜ひらり。桜
が彩る夜の街を、ひとり歩いた。闇に舞い上がる花吹雪。想い出は散りゆくけれど、涙や切なさよりも強く香る希望を感じて、月明かりの道を、未来に咲き誇る桜を見上げながら歩いた。仙
境に咲き、朧に揺れる夢幻の桜。こ
ろころと笑う声に似て、ころんと丸められた桜餅。艶やかなその姿に、雨に濡れる桜や、落花流水の色香を重ねて。