霞
に揺れる八重桜。歌われては九重に咲き、花雨に濡れては十重に匂う。この香りを辿り、貴女の元へと参りました。睫毛を濡らした薄紅色の花弁は、私の腕の中で散らせてください。
二十重に灯る夢の花明かり。春の面影は、色褪せる事無く。
桜餅
serenity of mind becoming a person who is identified with the clouds in the sky and the stream below.
霞
に揺れる八重桜。歌われては九重に咲き、花雨に濡れては十重に匂う。