20100830

心の隙間に寄り添うように


のようだと感じたのは、その存在感。使い古された家具や本が並び、少々暗い照明の部屋に、すっと馴染んで立っていた。
きっとコイツは、居心地の良い場所を、誰よりも知っているのだろうなと思ったら、にゃあと後ろで声がした。
わざとらしく振り向き、そうだよ、君のことを考えていたんだと嘯いて、小さな額を撫でてやると、あずきはゴロゴロと咽を鳴らした。

みつまっちゃパフェ


京都
http://www.kotobanohaoto.net/