20101002

白日夢の優しさ


い雲が、なだらかな葡萄畑の上を、ゆっくりと流れていく。青空の影から降る銀色の時雨は、果実と空気に夢の甘さをもたらして、刹那の虹を淡く描いて通り過ぎていった。
儚さの余韻に香る、夢の続きを、君だけにそっと教えてあげるよ。

コース仕立てのアシエット・デセール
 アガーのキューブと巨峰、ヨーグルトのソルベとミントのしずく


京都
SALON DE THÉ AU GRENIER D'OR オ・グルニエ・ドール