20101010

やすらぎの花


だまりに咲く優しさが、青空に笑っていた。夏はいつの間にか通り過ぎて、秋の高い空から澄んだ音色が降りそそがれる。詩のような、微笑みのような、花の囁きのような優しさが、天使の羽のように舞っていた。

神無月“長閑(のどか)”