儚
い夜の幻か、朧に目覚めた暁に、月の残り香を発見して、遠く煌めく錦を眺めていた。薄暗い紫の闇に吐く息は白く、凍てついた星が零れるようだ。
あぁ、そうか。それで月の香りを感じたのだ。あの初霜に、月の吐息に。
落葉の霜
京都
嘯月 しょうげつ
京都
sione シオネ
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京都
Mesda nu kyad メスダヌキヤド
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serenity of mind becoming a person who is identified with the clouds in the sky and the stream below.
儚
い夜の幻か、朧に目覚めた暁に、月の残り香を発見して、遠く煌めく錦を眺めていた。