20110224

Au temps printanier


に誘われて、ふらりと出掛けてみたの。陽射しは柔らかく、なんだか花の香がしたわ。
鳥籠の中のような冬は終りを告げたから、私は青空へと羽ばたくの。小さな翼しか持っていないけれど、恋するには充分な大きさなのよ。

風に帽子を飛ばされた御婦人は、微笑みながら喋り続けた。

クグロフセット(Petit Kouglof & Café amarelo)


京都
逃現郷 とうげんきょう