20100708

頬笑みの側に


夜に灯る夢が、朧な月影にゆれて、眠れぬ窓辺で戯れていた。霞む雲間から差す光条は、天使の羽のように柔らかで、君の頬を優しく撫でる。
微睡みの中で、世界が淡くとけていく。全ては儚い夢であったかのように。

アイスカフェオレ