20100726

花のささやき


露が弾けて、夏色の虹が花々の上で踊っていた。妖精達は歌う。女王の美しさと麗しさを。
木陰に迷い込んだ旅人が、秘密の鍵を見つけて、夏の扉を開いた。
私は、花の囁きに耳を澄ませ、小さな物語りを書き留めた。夏雲と同じ、空想という真っ白なノートに。

クラフティ・オ・ミルティーユ


京都
Citron Sucré シトロン・シュクレ
http://speem.com/citron/