20100518

キスよりも甘く


知れず咲く、花の匂いは秘めやかに、震える瞼の裏に恋文を綴る。そっとこぼれた吐息に香る、一途な気持ち。絡み合う想いは複雑に、蔦のように伸びていった。
夢の中、魅力的な薔薇色の唇が、そっと囁く。貴方を虜にする、魔法の言葉を。

ペルノー No.2


京都
ghost ゴースト