20100523

めぐりあう春


のあとの微睡みの中で、二人は出会った。必然よりも穏やかで、偶然よりも優しくて、それはまさに夢のようであった。
“I'll See You In My Dreams”
夢で逢いましょうと呟く君を、抱きしめて。夢のその先へ行こうと僕は、二人の扉に銀の鍵を差し込んだ。

うっとりとする舌触りに笑みがこぼれる。恋するキャラメルのババロアと、夢見るそら豆のソース。春の終りに巡り逢った2つの、その素敵なハーモニーに、清らかなる天上の青(Celeste)を感じたのは夢か幻か。

キャラメルのババロア そら豆のソース


京都
遊形 サロン・ド・テ ゆうけいさろんどて