20100312

萌えいずる春


韻に残る、佇まい。姿は見えず、香りすら聞けず、それでもなお感じる、常春の愛しさよ。
君のやわらかな手を、やわらかな唇を思い出すような、うっとりとする恍惚感。刹那の儚い幻とて、想い続けるは永遠。ふと気付いた時には訪れており、心を暖かく照らすのは、恋も春も変わらないだろう。

わらびもち


京都
聚洸 じゅこう