20110130

夢に溺れて


の裏を、微睡みが満たしていく。瞳を閉じるとそこは、淡い雲の海に浮かぶ王国で、僕たちは門を探していた。真実を開く黄金の鍵も、夢を繫ぐ白銀の鍵も持っているのに、宝石に溢れた王国へと入る為の、天国の門が見つからない。
あぁ、でも良いんだ。僕たちも、この王国も、共に甘い夢へと溺れていくのだから。

プリン・ア・ラ・モード(Le Pudding à la mode)


京都
Citron Salé シトロン・サレ
http://speem.com/citron/