20110104

Ivre d'amour


雪舞う窓から、澄み渡る夜を見上げては、徳利を傾ける。ゆれるお猪口の中では、綺麗な星が踊っていた。
微睡みの中に月を待てども昇らず。指先の水鏡を飲み干してはまた見上げ、甘い溜息をつく。宵待ちの君よ、新月の夜くらい、会いに来てくれても良いものをと。

大吟醸 酒粕のソルベ(Crème glacée au sake)


京都
Citron Salé シトロン・サレ
http://speem.com/citron/