20100604

ため息ひとつ


さす窓辺にて、静かな夢を眺めていた。君という幻の、甘く忘れえぬ面影を。
つい数時間前のことなのに、まるで去年の出来事のような、まだ唇の感触は残っているのに君は、遥か彼方に去ってしまったかのようで、それはまるで、青空に浮かぶ朧な白い月の様だった。
時間と距離をもどかしく思うほどに僕は、出会ったばかりの君を、愛しいと思い始めている。

 窓辺に青葉の影落とす
    黄昏は夏の想い人

夏蜜柑とマンゴーのパフェ


京都
OKU おく
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