Love dies. And finally my corpse dies.
それは谷川俊太郎の詩。このblogのサブタイトルも、同じく谷川俊太郎の詩の一節を英訳したものから。書き始める時に、背景色が白なら谷川の、黒ならランボオにしようと思った。
そして、書き記そうと思った理由(わけ)は、こんな些細なことなんだ。
そして僕も…。
愛した人の温もりを、優しさを、香りを、眼差しを、時の流れは奪っていく。それは愛の深さや強さに無関係で、別れても、別れずとも、過去の全ては淡く滲んでいく。
同様にして、
日々の美味しさに感動し、写真とメモをとり、blogに書き残したとしても、きっとこの記憶は次々に抜け落ちてしまう。記録は全てを残せないのだから。
過ぎゆく時間を止められず、忘却するのも仕方が無い事なのだから、願わくば全てを失わないようにと祈る。消化であれ、昇華であれ、過去は全て儚い。ならばせめて、変容した想い出が、未来の私にも見えるようにと、このblogを書き続けようと思う。未来の過去の為に、今を残そう。
それが素晴らしき事であれ、つまらない事であれ。
PS.ちなみに今回のタイトルdaydream loveletterは、World's End Girlfriendの曲から。
ここからは、京都へ移り住んでから出会った素敵なお店とお菓子を綴っていきます。…しばらくは、京都エリアばかりになりますよ。