20091031

それは薔薇の名前に似て


香は淑やかに、心に届くは声なき詩のように。唇を近づけると、鼻腔をフワリとくすぐられる匂いに微笑みながら、僕はそっとキスをした。

その形は金のインゴットですが、風味と食感は、お金には換えられない美味しさなのです。
リモールのフィナンシェは、しっとりと広がっていくカルピスバターの香りが素晴らしく、紅茶、珈琲、抹茶に良く合います。冬ならば、ショコラ・ショーも素敵ですね。
町家でゆっくりとした時を過ごせるリモール。その雰囲気も、そのお菓子も、柔らかな薔薇をイメージしてしまいます。

優しさは、十重に二十重に包み込む、可憐な花のように美しく。


京都
Limour リモール
http://www.limour.com/