御所西に構える老舗。屋号の虎屋には様々な謂れがあるけれど、最近ふと感じた事が。
雲間から差す、妙なる月影の光条が、世を照らす天皇の御威光であると同時に、虎の縞模様に見えたのでは無かろうかと。
飾りすぎず、語りすぎない存在感。その風味をもって受け継がれてきた伝統。
そっと寄り添うように感じるのは、おだやかな季節感。
繰り返す日常に何を見たのかが、その人の歴史になるのだと感じた。
京都
虎屋 とらやhttp://www.toraya-group.co.jp/
serenity of mind becoming a person who is identified with the clouds in the sky and the stream below.