20101101

妖精の村


L

e village de la fée.
夜が終り、永遠は未来へと変わる。そして遠く遥か、黒の森を望む妖精の村に、朝がやって来た。淡く滲む水色の空を、うっすらとピンクに染めながら、太陽は静かに昇る。なだらかな丘を駆け上る、黄金の朝。窓から眺める風景は、僕の知らない世界だった。
眠りから覚めても続く、夢の世界。ニーダーモルシュヴィルの1日が始まる。

縁あって、妖精の村にお世話になりました。日本語しか話せぬ私を、暖かく迎え入れてくれた方々に、メゾン・フェルベールの皆様に、感謝とお礼を。ありがとう。愛情溢れる、すばらしい日々でした。
普段通りに、写真と文章を並べていきますが、皆様の笑顔を思い出しながら、皆様の声を思い出しながら、あの時に伝えられなかった感動を、(お菓子だけなんだけど)ここに記していきます。また会う日を夢見て、想い出をなぞりながら。

※当blog中に書かれているフランス語は、プチ・ロワイヤル仏和辞典の用例であったり、それをツギハギしたものです。iPhone/iPad用のAppですが、旅行先ではお世話になりました。
もっとも、私が使うより、フランス人が日本語訳を知るために使うことの方が多かったけれど(苦笑)


Le Magician
Iori Shinagawa